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NAFA大会規約

第一章 総則
一-一 この規則の趣旨
この規則は全日本英語討論協会(以下、本協会)主催のディベート大会に於ける参加者の権利及び義務、大会及び試合の形式、並びに処分の内容を明確にする事により、公正かつ客観的な大会を実現する事を目的とする。併せて、ディベート界に於いて公正かつ客観的な大会の行われることの一助たることを目的とする。

一-二 規則の適用範囲
一.本協会主催のディベート大会はこの規則に従って行われるものとする。但し特定の大会に於いて本協会理事会がその適用を除外した場合はこの限りではない。
二.他団体が本規則に準ずることを明記した場合については、この大会規則の一部又は全部を転用することはこれを妨げない。

第二章 大会関係者
二-一 大会主催者
本協会の運営する大会に於ける大会主催者(以下、主催者)とは本協会理事の事を指す。

二-二 大会参加チーム
一.a[資格]本協会が主催する大会には、本協会の団体会員が参加する資格を持つ。但し、本協会が資格剥奪又は停止の処分を行ったサークルはこの限りではない。
b[特別参加資格]本協会の団体会員でないサークルも以下の全ての条件を満たしていると本協会理事会が判断した場合には特別参加資格を持つものとする。
一.当該サークルが本協会への加盟意思を文書で表明していること。
二.同サークルが参加保証金として入会金と年会費1年分に相当する額を本協会に納入していること。
三.同サークルが、本協会の規約、慣例に照らして団体会員たるにふさわしいサークルであること。
二.[チームの構成]参加チームは前項の資格を持つ同一サークル内の二名のディベーターから構成される。この二人のディベーターは当該大会中如何なる理由があっても変更は許されない。
三.[チーム構成員の制限]次の一に該当する者は団体会員の構成員であっても本協会が主催する大会に参加することは出来ない。ただし、総会において特別に参加資格を認められた場合を除く。
一.本協会の会長、副会長及び理事の職にあるもの
二.ならびにそれらの職の経験者
三.削除
四.[参加チーム数]各団体会員からの参加チームは最大2チームに限る。但し、大会の各予選第一ラウンドに於いて全参加チーム数が奇数となった場合、予め別途の本協会ディベート大会運営規則(以下、大会運営規則)により主催者が正式に定めた1チームが参加する場合は、3チームまでの参加が認められる。
五.[参加手続き]各団体会員は、主催者が定めた手続きを経て、本条第一項、第二項、第三項及び第四項の条件を満たすチームを大会に参加させることが出来る。
六.[違反]本条第一項、第二項、第三項、第四項、ならびに第五項に違反したチームは、それが発覚した時点で本規則第五-二条第一項で規定された処分の対象となる。

二-三 ジャッジ
一.[ジャッジ]大会に於ける全ての試合は、主催者が正式に招待したジャッジにより判定される。
二. [ジャッジの倫理規定]全てのジャッジは、その良心に従い独立して試合の判定を下し、この規則及びアカデミック・ディベートの教育的精神およびディベーターの議論にのみ拘束される。
三. [ジャッジの理解努力義務]ジャッジはディベーターの議論を理解のための努力をする義務を負う。従ってジャッジングフィロソフィーはディベーターの議論の結論が理解できなかった場合、または議論がなかった場合にのみ用いられることとする。
四.[判定の独立性]試合の判定は各々のジャッジにより独立して成されなければならない。試合の判定に関して他のジャッジ等他人との談合及び他ジャッジへの助言は、各々の良心に従い、これを行わないものとする。
五.[判定の変更]試合の判定は主催者にこれを通達した後に変更することは出来ない。
六.[判定結果の秘匿]ジャッジは如何なる場合に於いても試合の判定結果を、その良心に従い、主催者以外の何人にも知られるような行為を行ってはならない。但し、主催者の指示に基づく場合、並びに既に主催者による公式の判定結果の発表のあった場合は除く。

二-四 ヘルパー及び観衆
一.[ヘルパー提供の義務]全てのサークルは、特段の事情が無い限り、主催者の指定する人数のヘルパーを大会当日に提供することを要す。故なくヘルパー提供の義務を果たさないサークルは、本規則第五-四条第一項に規定された処分の対象となる。
二.[ヘルパーの義務]ヘルパーは主催者の指示に従い、終日大会運営に協力するものとする。その義務を果たさないヘルパーの所属サークルは、本規則第五-四条第1項に規定された処分の対象となる。
三.[観衆の義務]観衆は主催者の指示に従い、大会の円滑なる運営に協力することを要す。著しく大会運営の妨げとなるような観衆の所属サークルには本規則第五-四条第2項に規定された処分を行う。
四.[ヘルパー及び観衆の倫理規定]ヘルパー及び観衆は、試合に関して完全に中立であることを要す。ジャッジ又は主催者が、試合中に試合を妨害する行為、及び試合中のチームに対する指示等の行為を発見した場合、その行為を行った者の氏名並びに所属サークルを推何する。但しジャッジがこれを行った場合、ジャッジは主催者にそのことを報告せねばならない。試合を妨害する行為又は試合に中立的でない行為を行った者の所属するサークルに対しては、本規則第五-四条第三項に規定された処分を行う。

第三章 大会及び試合の形式

三-一 大会の形式
一.[大会予選]大会に於いては予選を行う。予選では大会運営規則に定められた試合数並びに形式によって、定められた数の本選出場チームを選出する。
二.[対戦の決定]各試合の対戦校並びに肯定側・否定側は大会運営規則に定められた手順により決定される。
三.[同一サークル内での対戦]予選に於いては同一サークルの二チームでの対戦は行われない。但し本選に於いてはこれは適用されない。
四.[予選での選抜方法]全国予選および本選出場チームは、それまでの定められた予選試合に全試合参加したチームの中から上位の順に規定数選抜する。但し本規則第四-一条第一項で規定された、やむを得ない事情での遅刻による不戦敗の場合、その当該チームは当該試合に参加したものと見なす。
五.[予選に於ける順位]予選に於いて上位のチームとは、勝数の多いチームを指す。勝数が同じ場合は、チームポイントの合計が高いチームを上位とする。チームポイントの合計も同点となる場合、同点となった各々のチームの合計より、そのチームの最高点並びに最低点のチームポイントを除外した点数の高いチームを上位とする。これを行った後にも順位が決定出来ない場合、最高点・最低点が除外可能な限り同様の操作を繰り返す。これを行った後にも順位が決定出来ない場合は、主催者並びに当事者の立会いの下、抽選によりその同点のチームの順位を決定する。
六.[大会の順位及び本選]予選により選抜されたチームは、トーナメント方式の本選でその順位を決定する。又その本選での順位を大会に於ける順位とする。
七.[対戦チーム不在時の不戦勝]各々の試合に於いて、定められた場所・時間に対戦チームが現れなかったチームは、不戦勝となる。
八.[不戦勝時の得点]予選中に不戦勝となったチームは、当該試合でそれまでの当該チームの平均チームポイントを得たものとする。予選第一試合に関しては、予選第一ラウンドでの全てのチームの平均チームポイントを得たものとする。但し、予選全試合終了後には、当該チームの全試合の平均チームポイントを当該試合でのチームポイントとして補正を行う。
九.[不戦敗時の得点]予選中に不戦敗となったチームは、その試合に於いて無得点であったものと見なす。但し本規則第四-一条第一項で規定された、やむをえない事情での遅刻による不戦敗のチームは、本条第八項に準じた点数を当該試合で獲得したものと見なす。
十.[本選での試合の放棄]本選で同一サークルの二チームが対戦する場合に限り、その一方のチームは不戦敗を主催者に宣言することにより試合を放棄することが出来る。その際、その試合を放棄したサークルはその大会に於ける権利を失わない。

三-二 試合の形式
一.[試合の形式]予選及び本選を通じての全ての試合は、予め主催者が提示した論題(resolution)の下で肯定側と否定側に分かれて行われる。
二.[言語]試合は全て英語で行われる。
三.[試合の時間的制約]全ての試合は、予め主催者が定めた試合形式の時間枠に従って行われなければならない。
四.[スピーチの区分]試合での各チームのスピーチは立論(constructive speech)と反駁 (rebuttal speech)に区別される。反駁に於いては立論的な議論は行ってはならない。
五.[各ディベーターのスピーチ役割]ディベーターは各々一回を越えて立論及び反駁を行ってはならない。
六.[質疑応答]各立論の後には、その立論を終えた側の相手側の質疑応答の時間を設ける。各ディベーターはそれぞれ一度ずつ質疑側並びに応答側に立たなければならない。但し各質疑応答の応答側は、必ずその直前の立論を終えた者が答える。
七.[準備時間(preparation time)]各チームには予め主催者が定めた時間の準備時間が与えられ、これを各チームは任意の自分のスピーチ並びに質疑応答の前に割り振ることが出来る。この時間を使い終わった後は、後続するスピーチもしくは質疑応答時間に入ったものと見なす。但し準備時間は各スピーチ並びに質疑応答が一度始まった後は、それが終了するまでは用いることが出来ない。
八.[ロード・マッピング(road mapping)]ディベーターはそのスピーチを始める直前に、これから行うスピーチの構成を、行う議論の題目の順序を述べることでジャッジに知らせることが出来る。この際、これに要する時間はスピーチの時間枠或は準備時間には含めないものとする。但し、これは必要最低限の言葉でなされなければならず、ディベーターが本項目を不当に利用しているとジャッジが判断した場合、ジャッジはディベーターに警告の上、強制的にスピーチ時間の開始を命ずるものとする。
九.[資料の吟味]試合中ディベーターは、その試合の中で相手側によって読まれたエビデンス等の資料を借りてこれを吟味することが出来る。相手側からこれについて請求があった場合ディベーターは速やかにその資料を提出しなければならない。借りた資料は、それが不必要となったとき及び相当な時間を経て返還の請求があった場合には、速やかにこれを返還しなければならない。
十.[事故等による試合の中断]試合中騒音等の理由により試合の続行が著しく困難となった場合には、ジャッジは大会運営に障害の無い範囲で試合を一時中断することが出来る。但しこれに関しては試合後に主催者への報告を義務付ける。
十一.[ヘルパーのミス]ヘルパーのミスによる試合の混乱については、主催者の立会いの下で、ジャッジとディベーターによる話合いによって処理される。但しこの時話合いがまとまらない場合には、主催者がこれを決定する。

第四章 違反

四-一 倫理規定並びに違反
一.[予選中の遅刻]予選中、交通事情等のやむを得ない場合を除き、主催者の指示した場所・時間に集合もしくは所定の手続きを行わなかったチームは、当該大会に於けるその権利を放棄したものと見なす。その際、当該チームは各予選中の全ての試合に参加する権利は失わない。但し大会の各予選第一ラウンドの場合は、やむを得ない事情といえどもこれを考慮しない。第一ラウンド以外での交通事情等による遅刻は、その当該試合は不戦敗となるも大会中に於ける権利は失わないものとする。
二.[本選中の遅刻]本選中に主催者の指示した場所・時間に集合もしくは所定の手続きを行わなかったチームは、当該大会に於ける一切の権利を放棄したものとする。但し、交通事情等のやむを得ない事情による場合は、不戦敗となるも大会に於ける権利は失わない。
三. [大会中の倫理規定] 大会参加者は、主催者の指示に忠実に従い、本規則以外に関しても誠実なる態度を以て大会に望むことを要す。これに従わない場合、本規則第五-二条第二項に規定された処分の対象となる。
四.[試合中の倫理規定]大会の試合中、本規則第三-二条第六項及び第九項で規定された質疑応答・資料の吟味について誠意を欠いた応対を行ったディベーター、もしくはその他倫理的でないと判断されるような行為をしたディベーター或いはチームに対しては、ジャッジは試合中に注意を与える。また、注意を与えた後でもその対応が変わらない場合は、バロットに該当する項目が無きといえども当該試合に於けるその得点を減ずることが出来る。しかし、これはジャッジが主催者へ得点を減ずる旨を申し出て、主催者が承認した場合のみとする。また、その場合はジャッジがその旨をバロットに明記するものとする。又それが特に著しいとジャッジが判断した場合には、ジャッジの主催者への報告を以て本規則第五-二条第三項に規定された処分の対象となる。


四-二 エビデンス(証拠)
一.[エビデンスの定義]本規則に於いてエビデンス(証拠)とは、ディベートの試合の中で自分側の議論を構成し又は相手側のそれを論駁する際に当該主張の信憑性を高める為に用いられる、紙面等に記載された権威者の発言、統計、その他の一切の資料を含むものとする。
二.[エビデンスの要件]エビデンスは、以下の事項を記載することを要する。

一、著作者の姓名又は資料の作成された機関誌名等。

二、著作当時の著作者の所属、役職、正式名称、活動の概略等、著作者がどのような人物、組織かを判別できる表記。

三、著作の為された又は資料の作成された年。但し、雑誌、新聞等に於いては発行日又は発行番号も含めるものとする。

四、著作又は資料を抜粋した著作物等の題名とその抜粋箇所を示すページ。

五、[電子エビデンスに関する細則] ここで言う電子情報とは、インターネット上の情報やCD-ROMなどの 電子化された情報を指すものとする。以下では、エビデンスとしての電子情報を「電子エビデンス」と呼ぶものとする。

一、ディベート中の電子情報の電子エビデンスとしての提示は、以下の基準を全て満たすものとする。

一、データベース或いはWebページ上の電子情報、電子新聞、電子新聞、CD-ROMなど、編集上、校閲の入っていると思われるもの。

二、エビデンス使用時点においてアクセス可能であり、またその後ある程度長期に渡って当該電子情報が記録、保持されていると見込まれるもの。

三、当該電子情報が、パソコン通信、Webページ、電子出版物等により公にされているものであり、誰でもアクセス可能なもの。また、ここで言うアクセス可能なものには、商用データベースなど、アクセス権が契約により誰にでも入手可能な情報を含むものとする。

二、電子エビデンスには次の事項を記載する。

一、前項の [エビデンスの要件] と同等の情報。

二、Webページ掲載の電子情報についてはそのURL。パソコン通信、商用データベース、CD-ROM等については、その電子情報の掲載場所がわかるように記載する。

三、パソコン通信、商用データベース、Webページについては最終更新日、(不明な場合はダウンロード日時)及びその電子情報の入手日を明記する。さらに、ネットワークにより提供される電子情報は出典の部分に[ON-LINE]と記載し、CD-ROMにより提供される電子情報は[CD-ROM]と記載する。(但し、URLが記載されているものに関しては、必ずしも[ON-LINE]という記載は必要ない。)
三.[不備のエビデンス]前項の要件が欠けていることを当該試合のスピーチ中又は試合直後に相手側に指摘され、当該試合終了後15分を過ぎる前に全ての要件を満たしていることをジャッジに対して証明出来なかった場合、そのエビデンスは不備のエビデンスと見なされ、当該試合中に於いてのみ一切の証拠能力を失う。
四.[不備のエビデンスの処理]ジャッジは、不備のエビデンスを認定した場合、主催者にその旨を報告する。この際当該エビデンス使用者は、当該試合後五日以内に原著作物又はその複写物を主催者に提出し全ての要件を満たしていることを証明しなければならない。但し、これが証明された場合にも、当該試合に於いては証拠能力は無かったものとし、判定その他の変更は行われない。又提出の為されない場合、もしくはその証明が不十分であったと判断される場合、そのエビデンスは不当なエビデンスと見なされる。
五.[不当なエビデンス]以下の項目に該当するエビデンスは、不当なエビデンスと見なされる。
一、不当に歪曲・捏造又は捻出されているエビデンス
二、口頭による取材で直接得られたエビデンス
三、本条第四項で規定された期間内に要件の証明が行えなかった不備のエビデンス
六.[不当なエビデンスの摘発]前項に該当する不当なエビデンス使用の摘発は、原著作物又はその複写物を以てもしくはその他の相当なる理由を以ての、当該試合のスピーチ中もしくは試合直後の、相手側によるジャッジへの表明によってなされる。
七.[不当なエビデンスの処理]ジャッジは前項による不当なエビデンスの摘発があった場合、如何なる場合についてもこれを主催者に報告せねばならない。この際エビデンスが不当なエビデンスかどうかは処分委員会が判断し、そこで不当であると認定されたエビデンスは当該試合中に於いてのみ一切の証拠能力を失う。又、それを使用したチームは、本規則第五-二条第四項に規定された処分の対象となる。
八.[エビデンス摘発の乱用]本条第二項、第六項に拠らずして故なく相手側のエビデンスに対し不備もしくは不当の摘発を行ったチーム、又はその摘発が著しく失当であると認められる時、その摘発を行ったチームは第五-二条第五項に規定された処分の対象となる。
九.[大会後の摘発]不当なエビデンスが大会に於いて使用されたと信ずるに足る十分な証拠を有する者は、原著作物又はその複写物、もしくはその他の相当なる理由と共に、その旨を本協会理事会に申し出てその調査を求めることが出来る。本協会理事会はこの摘発に基づき調査を行い、不当なエビデンス使用の事実が発覚した場合は第五-二条第六項の規定に基づき処分を行う。この申し出は大会終了後一週間以内に対戦の相手側によりなされるものとする。但し、その申し出が著しく失当であると判断される場合は、その調査請求チームに対して同条同項に規定された処分を行う。
十一.[当事者主義]本規則第四-三条に定めた本協会理事会の行うエビデンス検証による場合を除き、本条第三項、第六項、並びに第九項に規定された不備もしくは不当なエビデンスの指摘は、相手側によってのみ為され得る。ジャッジはそれを指摘することは出来ない。

四-三 エビデンス検証

一.[エビデンス検証の対象]本協会は、本協会が運営する大会において、大会に参加した全てのチームを対象として、その各々の試合で使用した任意のエビデンスについて、大会終了後に検証を行うことができる。

二.[エビデンス検証への協力義務]本協会が運営する大会に参加するチームは、エビデンス検証に関して以下の協力義務を負う。

一、試合終了直後に、当該試合で使用したエビデンスの内、提出を求められたエビデンスを提出する。

二、当該試合の行われた日から起算して二か月以内にエビデンス検証委員会の指定した使用エビデンスの原文のコピーと、必要ならエビデンスの正当性を証明するためのその他の資料を本協会に提出する。

第五章 処分

五-一 処分の決定
一.[処分の判断機関・処分委員会]本協会主催の大会に於ける違反行為に対する処分の判断は、本規則第五-二条第六項、第五-三条、並びに第五-五条第一項の処分を除き、全て本協会理事会が大会運営規則に従い任命した処分委員会が行い、処分委員以外の何人もこの判断に加われないものとする。但し、本規則第五-二条第六項、第五-三条、並びに第五-五条第一項の処分に限り本協会理事会のみがこれを判断するものとする。
二.[処分の限界]処分委員会並びに本協会理事会は、参加者並びに大会関係者への一切の処分を、本規則の規定に拠らずして行うことは出来ない。

五-二 大会参加者への処分
一.[チーム構成、登録、並びに手続き等の違反に対する処分]本規則第二-二条第六項に規定された、チーム構成、登録、並びに手続き等に違反したチームは、それが発覚した時点で参加者としての資格を失うものとする。この場合、当該チームがその発覚時点までに対戦したチームは、その対戦に於いて全て不戦勝していたと見なす。又、その違反が著しく悪質であると判断される場合、そのチームの所属サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格を剥奪又は停止する。
二.[大会中の倫理規定違反への処分]本規則第四-一条第三項の大会中の倫理規定に違反した参加者の所属サークルに対しては厳重注意を行う。又、著しく非誠実な態度を取ったチームに対しては当該大会に於ける一切の大会資格の剥奪を行い、その度合いの著しいものに関してはその所属サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格を剥奪又は停止する。本項に該当する処分の判断並びに実行はその行為のなされた後出来るだけ速やかに行う。但しこの処分の対象となったチームは、各予選中の全試合に参加する権利は失わない。
三.[試合中の倫理規定違反への処分]本規則第四-一条第四項の試合中の倫理規定への違反が特に著しいと判断される場合、本条第2項に準じた処分を行う。
四.[不当なエビデンス]本規則第四-二条第五項の不当なエビデンス使用チームの所属サークルには厳重注意を行い、それが著しく不当であると判断される場合には使用チームの当該大会に於ける一切の資格剥奪、又はそのチームの所属サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格を剥奪又は停止を行う。予選並びに本選ラウンド中に、不当なエビデンスを使用したチームは当該試合で敗北したものと見なし、NAFA褒章ポイントを3点減点する。但し、予選中は当該チームは全ての試合に参加する権利を失わない。予選並びに本選中でのこの処分の判断はジャッジからの報告後直ちに行われ、次のラウンドの始まる前にこれを実行する。処分が同条第四項の不当と認定された不備のエビデンス使用に対して行われる場合、本選終了前は次の最も近いラウンドの前に行われ、本選終了後はそれが確定した日付を以て行う。この場合、既に行われた試合の判定、得点等の変更は一切行わない。 また、不当なエビデンスで、著しく不当ではないにしても不当なエビデンスを使用したチームの所属サークルには厳重注意を行う。ただし、不当のエビデンスの使用が2度行われたことが発覚した場合、二度目に使用された大会が褒章対象であれば、処分内容の公表後に初めてインビテーションを送付された本協会主催の褒章対象大会への、それ以外の大会であれば、翌年度の当該大会への出場を認めない。
五.[エビデンス摘発の乱用への処分]本規則第四-二条第八項の、相手のエビデンスへ著しく失当な摘発を行ったチームに対しては前項に準じた処分を行う。
六.[大会後の摘発による検証による処分]本規則第四-二条第九項の大会後の摘発による検証の結果、不当なエビデンスを使用したことが判明したチームの所属サークルに対しては厳重注意を行い、NAFA褒章ポイントを5点減点する。又これが著しく不当であると判断される場合には当該チームの大会に於ける一切の資格並びに賞の剥奪、又はそのチームの所属サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格の剥奪又は停止を行う。
又、大会後に著しく失当であると判断される摘発を行ったチーム或いはその所属サークルに対しても同様の処分を行うものとする。これらの場合、既に行われた試合の判定・得点等の変更は一切行わない。
七.[ジャッジの協力義務]本条第三項、第四項、第五項、並びに第六項に規定された処分の適否の判断を行う際、当該試合のジャッジは処分委員会或いは本協会理事会の審議に協力する義務を負う。

五-三 不協力サークルへの処分
本規則第四-三条に定められた義務を果たさないチームの所属サークルに対しては、本規則第五-二条第六項における「著しく不当であると判断される場合」と同様の不正なエビデンス使用があったものと見なす。又、本規則第四-二条第九項による大会後の摘発による調査に協力しないサークルについてもこれと同様とする。

五-四 ヘルパー及び観衆の所属サークルへの処分
一.[ヘルバー不提供に対しての処分]本規則第二-四条第一項並びに第二項に規定された、ヘルパー提供の義務を果たさないサークル、或いは義務を果たさないヘルパーの所属サークルに対しては、そのサークル名の公表、又は予め本協会理事会が定めた罰金を科す。但し、同サークルが再三の注意にも関わらず不当に誠意を欠いた対応を取った場合には当該大会に於ける同サークルに所属する全てのチームの資格剥奪、又は同サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格を剥奪又は停止を行う。
二.[観衆の非協力への処分]本規則第二-四条第二項に規定された非協力的な観衆の所属サークルに対しては主催者が厳重注意を行う。又それが著しい場合には当該大会に於ける同サークルに所属する全てのチームの資格剥奪、又は同サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格剥奪もしくは停止を行う。
三.[試合中の妨害・指示行為への処分]本規則第二-四条第四項に規定された試合の妨害もしくは試合に中立的でない行為を行った者の所属サークルに対しては厳重注意を行う。又それが著しい場合本大会に於ける同サークルに所属する全チームの資格剥奪、又は同サークルの本協会主催大会の次回以降の参加資格剥奪又は停止を行う。
四.[本条の処分の実施]本条第一項、第二項、並びに第三項に規定された処分は予選中は各予選の結果発表時に、本選中は各試合終了後にそれぞれ行うものとする。

五-五 処分実行経過
一.[始末書の提出]本協会主催の大会に於いて本章に規定された処分を受けた者の所属サークルは、処分の通達後一〇日以内に始末書を主催者に提出することを要す。始末書の提出なきとき、もしくはその内容が不十分と見なされるとき、本協会理事会は当該サークルの次回以降の大会参加資格の剥奪もしくは停止を決定する。
二.[処分内容の通知]本章に規定された処分のうち処分委員会が判断を行ったものに関しては、大会責任者が当該判断を下した委員全員の署名とともに理由を付記した処分通知書を当該チームもしくはサークルに、予選中は各予選の結果発表時、本選中では最終結果発表時にこれを手渡す。大会後に行った際はその判断の後出来るだけ早い時期に、これを送付する。本協会理事会が行ったものは、その処分の対象サークルに文章にて処分内容及びその理由を通知する。
三.[処分内容の公表]処分が行われた場合、主催者は処分内容並びにその審議経過を当該大会の全参加サークルに公表しなくてはならない。
四.[費用の不返還]本章の処分が大会資格の剥奪又はその停止である場合、既に払い込まれた大会参加費その他の費用は一切返還しない。

附則
[施行]この規則は平成三年五月一日に施行される。これにともない本協会の旧ディベート大会運営に関する規則は廃止される
[改廃]この規則の改正及び廃止は本協会大会担当理事がこれを発議し、本協会理事会がこれを行う。
[第一回改正]平成五年一月二十四日より第1回改正を経たこの規則を施行する。改正点は二-二の第三項の追加、同第四項、第五項の改正の三点である。
[第二回改正]平成五年八月十五日より第二回改正を経たこの規則を施行する。改正点は三-一の第四項の改正の一点である。
[第三回改正]平成六年一月二十三日より第三回改正を経たこの規則を施行する。改正点は二-二 第三項の改正、二-二第一項bの追加の二点である。
[第四回改正]平成七年六月二十六日より第四回改正を経たこの規則を施行する。改正点は二-二 第三項の改正の一点である。
[第五回改正]平成七年十月十一日より第五回改正を経たこの規則を施行する。改正点は一-一条、一-二条一項、二-二条三項の三点である。
[第六回改正]平成八年十月五日より、第六回改正を経たこの規則を施行する。改正点は、第二-二条第四項、第四-二条第三項、第四-二条第五項、第五-一条第四項、第五-一条第三項、第五-二条第四項、である。
[第七回改正]平成十年八月二十三日より、第七回改正を経たこの規則を施行する。 改正点は、四-三条の削除、五-一の改正、五-三の削除の三点である。
[第八回改正]平成十年九月二十三日より、第八回改正を経たこの規則を施行する。 改正点は、二-二条四項の改正の一点である。
[第九回改正]平成十年十月十日より、第九回改正を経たこの規則を施行する 。 改正点は、二-二条三-三項の削除の一点である。
[第十回改正]平成十九年十一月十八日より、第十回改正を経たこの規則を施行する。 改正点は、第四-二条 第十項の改正、第四-三条の追加、第五-一条第一項の改正、第五-二条第四項の改正、五-三条の追加の四点である。
[第十一回改正]平成二四年二月十八日より、第十一回改正を経たこの規則を施行する。改正点は、第四-二条 第二項の改正、第四-三条の改正の二点である。
[第十二回改正] 平成二七年三月三日より、第十二回改正を経たこの規則を施行する。改正点は、第五-二条、第四項の改正、第五-二条、第六項の改正の二点である。
[第十三回改正] 平成二七年六月十八日より、第十三回改正を経たこの規約を施行する。改正点は、第四-一条、第四項の改正の一点である。
[第十四回改正] 平成二十八年七月三十一日より、第十四回改正を経たこの規約を施行する。改正点は、第二-三条、第二項の改正、第三項の追加の二点である。

施行 平成三年五月一日 
第一回改正 平成五年一月二十四日
第二回改正 平成五年八月十五日
第三回改正 平成六年一月二十三日
第四回改正 平成七年六月二十六日
第五回改正 平成七年十月十一日
第六回改正 平成八年十月五日
第七回改正 平成十年八月二十三日
第八回改正 平成十年九月二十三日
第九回改正 平成十年十月十日
第十回改正 平成十九年十一月十八日
第十一回改正 平成二四年二月十八日
第十二回改正 平成二七年三月三日
第十三回改正 平成二七年六月十八日
第十四回改正 平成二十八年七月三十一日
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